(写真:AFP)
ロシアのプーチン大統領が16日表明したICBM=大陸間弾道ミサイル40基以上の新規配備計画は、ウクライナ危機以降、既存の核戦力を誇示してきたロシアが核軍備増強という新たな段階へ踏み込むことを意味します。プーチン氏は同日、2020年までにロシア軍が保有する最新兵器の割合を70〜100%まで高めるとの計画も確認しました。アメリカ主導のNATO=北大西洋条約機構との軍拡競争も辞さない姿勢を明確にしました。
昨年2月のウクライナ危機発生後、軍最高司令官でもあるプーチン氏は「核発言」を繰り返し、対立する欧米をけん制してきました。昨年3月にロシアがクリミア半島の編入を強行した当時の状況について今年3月のテレビ番組では「核戦力を戦闘準備態勢に置く用意があった」と言及しました。4月にも「我々は核大国だ。我々を敵国だと思わせることは誰にも勧めない」と強調しました。